3〜4時間でAWSの監視系のサービス一気に学べたらコスパ良いと思いませんか
突然ですが、以下の機能がそれぞれどういうものか すべて ご存知でしょうか?
- CloudWatch ServiceLens
- X-Ray
- CloudWatch Contributor Insights
- CloudWatch Synthetics
- CloudWatch Container Insights
- CloudWatch Logs Insights
- CloudWatch メトリクス
- Metric Math
- 検索式
- カスタムメトリクス
- CloudWatch ダッシュボード
- CloudWatch 異常検出(Anomaly Detection)
- CloudWatch 埋め込みメトリックフォーマット
- CloudWatch アラーム
- 異常検出に基づいたアラーム
- 複合アラーム
私はわからなかったですね。ここ 1〜2年のCloudWatch系のアップデート量は凄まじいなと個人的には思っていて、CloudWatchのマネジメントコンソールを開くたび「左列にまた知らない子がいる…」「今度勉強しよう…(しない)」となっていました。(馴染みがあるのはメトリクス、Logs、アラームくらい)
今日はそんな私のような方にピッタリのAWS公式ワークショップをご紹介します。 One Observability Demo ワークショップです。
2022/04/15追記:URLが変わっていました。現在のURLはこちらです。また内容もどんどんアップデートさているようなので、以下に記載した内容が現在のものと異なっている可能性がある点ご了承ください。
どんな内容?
Cloud9からCDKでサンプルアプリを立ち上げて、そのアプリの監視の設定を通じて前述の機能郡を学ぶことができるワークショップです。トラフィックジェネレーターも途中で作成するので、何もしなくてもいい感じに分析対象のログやメトリクスが溜まっていきます。3〜4時間ほどで完遂できます。
▲サンプルアプリケーションのアーキテクチャ(One Observability Demoワークショップより引用)
▲サンプルアプリはペットの里親あっせんサイトです。(One Observability Demoワークショップより引用)
AWS公式ワークショップは日本語対応されていないことが多いのですが、これは完全に日本語化されているのもとてもありがたいです。
注意点
AWS利用費にご注意ください。RDS、ECS(もしくはEKS)、ALBなど複数のリソースが立ち上がります。結構課金されてしまうので、このワークショップをやる際は一気にやってすぐリソース削除するのが良いかと思います。やむを得ず中断する場合は、RDS等を停止したり、もしくはいっそのこと全部リソース削除して次やるときは1から作成し直したほうが良いかもしれません。(CDKですぐ作成できるので)
ワークショップのドキュメントにたくさんのマネジメントコンソールのキャプチャとGIF動画があるので、リソース立ち上げずにそれを眺めていくだけでも勉強になるかと思います!
やってみた感想
冒頭に書いた通り、新機能郡に全然追随できてない私にはとってもありがたいワークショップでした。どの機能も便利でしたが、特にServiceLensが良かったです!ServiceLensは昨年 2019年11月にリリースされた新しめのサービスですが、正直存在を把握してませんでした。(Serverless Lens?と思ってしまいました。) まだX-Ray含め知らないことがたくさんあるので、どんどん学んでいきたいと思います。